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彩寺記

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2021/09/01 (Wed)



三日月も ほんとは まぁるい


見るたびに
形を変える
お月さま

本当の姿は
見えにくい

いつも笑顔のあの人も
本当は
悲しみを抱えて
いるかもしれない

2021/08/17 (Tue)
 

昨晩、お盆最後の行事であるお施餓鬼法要を勤めました。
今年もコロナ感染予防のため、略式の内容で勤め、檀信徒の皆様には、
お焼香のみしていただきました。

そして、感染者数の増加を鑑みて、
今回は、組寺の役僧なしで、一人で勤めることにしました。


 

昨年同様、檀信徒の皆様には、一定間隔を開けて並んでいただき、
お焼香をしていただきました。

 

一年間飾っていた古い施餓鬼旗を納めていただき、
お焼香後、新しい施餓鬼旗を持ち帰っていただきました。



今年のお盆は、例年になく長雨が続き、雨具が手放せませんでした。
棚経では、雨のため時間通りに到着できず、
ご迷惑をおかけした檀家様もありましたが、

皆様あたたかく迎えてくださり、無事に終えることができました。

来年もよろしくお願いいたします。

 
 ナスにさした施餓鬼旗       あらめにさした施餓鬼旗
 

2021/08/01 (Sun)



思い込みが 道を閉ざす


周りが良く言えば
良く見える

周りが悪く言えば
悪く見える

思い込みは
真実を見失う

偏らない心が
真実を明らかにする
2021/07/29 (Thu)

       施餓鬼棚   

ご先祖さまが、お浄土からこの世に帰って来られるお盆。
私たちにとってお盆は、ご先祖さまの精霊を供養する大切な行事です。

お盆は、正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といい、お釈迦さまの弟子の
目連尊者(もくれんそんじゃ)が餓鬼道に堕ちた母を救った話に由来するといわれています。

 その昔、目連尊者は亡き母がどの世界に生まれ変わったのか、神通力を使って
 母の姿を探しました。
 すると、驚いたことに、あのやさしかった母が餓鬼道に堕ちていました。
 母に食べ物を差し出しても炎に変わり、食べることができません。
 目連尊者は母を救いたい一心で、お釈迦さまに助けを求めました。
 お釈迦さまは、
 「雨期の修行が終わった僧たちを供養しなさい。
  そして、お経をあげてもらうのです。そうすれば、
  母だけでなく、餓鬼道にいるすべての人々が救われるでしょう」
 とおっしゃいました。
 目連尊者は、お釈迦さまの教えのとおりにしました。
 すると、母や餓鬼道にいる多くの人々が救われました。

当寺では、毎年8月16日にお盆の施餓鬼法要を勤めます。
「施餓鬼(せがき)」は「餓鬼に施す」と書くように、
自分のご先祖さまだけでなく、餓鬼道にいる人々も供養する法要です。
2021/07/23 (Fri)
 

先月から始まった墓地の塀の補修工事が終わりました。
梅雨が長かったため、予定より遅れましたが、無事に工事が終わりました。
工事を終えた塀は、見違えるほどきれいになりました。
耐震補強もしていただき、安全性も高まりました。

お寺は檀家の皆様のお陰で支えられています。
ありがとうございました。


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