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彩寺記

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2021/07/09 (Fri)


来月はお盆です。
毎年、檀信徒の皆様に、お盆の行事案内のハガキを送っています。

ハガキには、棚経や墓回向の日時。そして、16日の施餓鬼会の案内を記しています。
施餓鬼会は、引き続きコロナ感染予防対策をしながら勤めますので、昨年同様、簡略した形で行う予定です。
2021/07/01 (Thu)



自己の弱さを知る


口を開けば
愚痴が出る

他人の幸せを妬み
思い通りにならないと
焦り苛立つ

繰り返す
身勝手な自分に

仏は慈悲の光を
静かに照らし続ける
2021/06/20 (Sun)
 
     工事前の塀

先週から、墓地の塀の耐震工事が始まりました。
塀ができてから年数が経ち、かなり老朽化してきました。
寺の前の道路は、通勤道でもありますので、安全のためにも補修が必要となり、
総代会、町内会合を開き、皆様から了承を得て、工事をすることに決定いたしました。


 
    工事中(6月20日現在)

梅雨なので、天気によって工事の進み具合が変わってきますが、今月中には
完成する予定です。
しばらくご不便をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

また、工事費については、檀家様に積み立てて頂いています維持費より、支出させていただく予定をしております。どうぞ、よろしくお願いいたします。
2021/06/16 (Wed)
   

紫陽花の色が、日ごとに濃くなってきました。

梅雨明けまで、もうしばらく。


 

 

 

2021/06/16 (Wed)


人生は思い通りにはならず、皆、悩み苦しみながら日々を過ごしています。

お釈迦さまは「この世は苦である」と説かれ、
その中に生老病死(しょうろうびょうし)が
あると教えられました。

生・・・苦に満ちたこの世に生まれてくることの苦しみ
老・・・老いることの苦しみ
病・・・病むことの苦しみ
死・・・死ぬことの苦しみ

苦の原因は、人間が持っている煩悩によります。
煩悩とは、執着、欲望など、自分の思い通りにしようとする心です。

煩悩は決してなくすことはできません。
だから苦もなくすことはできませんが、苦は乗り越えられるとお釈迦さまは説かれます。
あらゆる出来事を苦と受け取るかどうかは、私たちの心によって決まるからです。

老いを恐れ、若さに執着すると、老いが苦になりますが,
老いは自然現象で仕方がない、と考える人には苦と感じられません。

苦に向き合い、苦の原因を見つけ、受け入れることで、煩悩が離れ、執着も減り、
やがて、苦しみは離れていくのです。


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