ホーム > 彩寺記

彩寺記

[21]  [22]  [23]  [24]  [25]  [26]  [27]  [28]  [29]  [30]  [31
2021/07/29 (Thu)

       施餓鬼棚   

ご先祖さまが、お浄土からこの世に帰って来られるお盆。
私たちにとってお盆は、ご先祖さまの精霊を供養する大切な行事です。

お盆は、正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といい、お釈迦さまの弟子の
目連尊者(もくれんそんじゃ)が餓鬼道に堕ちた母を救った話に由来するといわれています。

 その昔、目連尊者は亡き母がどの世界に生まれ変わったのか、神通力を使って
 母の姿を探しました。
 すると、驚いたことに、あのやさしかった母が餓鬼道に堕ちていました。
 母に食べ物を差し出しても炎に変わり、食べることができません。
 目連尊者は母を救いたい一心で、お釈迦さまに助けを求めました。
 お釈迦さまは、
 「雨期の修行が終わった僧たちを供養しなさい。
  そして、お経をあげてもらうのです。そうすれば、
  母だけでなく、餓鬼道にいるすべての人々が救われるでしょう」
 とおっしゃいました。
 目連尊者は、お釈迦さまの教えのとおりにしました。
 すると、母や餓鬼道にいる多くの人々が救われました。

当寺では、毎年8月16日にお盆の施餓鬼法要を勤めます。
「施餓鬼(せがき)」は「餓鬼に施す」と書くように、
自分のご先祖さまだけでなく、餓鬼道にいる人々も供養する法要です。
2021/07/23 (Fri)
 

先月から始まった墓地の塀の補修工事が終わりました。
梅雨が長かったため、予定より遅れましたが、無事に工事が終わりました。
工事を終えた塀は、見違えるほどきれいになりました。
耐震補強もしていただき、安全性も高まりました。

お寺は檀家の皆様のお陰で支えられています。
ありがとうございました。


2021/07/09 (Fri)


来月はお盆です。
毎年、檀信徒の皆様に、お盆の行事案内のハガキを送っています。

ハガキには、棚経や墓回向の日時。そして、16日の施餓鬼会の案内を記しています。
施餓鬼会は、引き続きコロナ感染予防対策をしながら勤めますので、昨年同様、簡略した形で行う予定です。
2021/07/01 (Thu)



自己の弱さを知る


口を開けば
愚痴が出る

他人の幸せを妬み
思い通りにならないと
焦り苛立つ

繰り返す
身勝手な自分に

仏は慈悲の光を
静かに照らし続ける
2021/06/20 (Sun)
 
     工事前の塀

先週から、墓地の塀の耐震工事が始まりました。
塀ができてから年数が経ち、かなり老朽化してきました。
寺の前の道路は、通勤道でもありますので、安全のためにも補修が必要となり、
総代会、町内会合を開き、皆様から了承を得て、工事をすることに決定いたしました。


 
    工事中(6月20日現在)

梅雨なので、天気によって工事の進み具合が変わってきますが、今月中には
完成する予定です。
しばらくご不便をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

また、工事費については、檀家様に積み立てて頂いています維持費より、支出させていただく予定をしております。どうぞ、よろしくお願いいたします。
<< 前のページ 次のページ >>
最新記事
(04/11)
(04/04)
(04/02)
(04/01)
(03/29)
カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
3 5
6 7 8 9 10 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
ブログ内検索
浄土宗西山禅林寺派 常林院     〒601-8317 京都府京都市南区吉祥院新田弐ノ段町2-1     TEL.075-691-9658