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彩寺記

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2021/06/16 (Wed)
   

紫陽花の色が、日ごとに濃くなってきました。

梅雨明けまで、もうしばらく。


 

 

 

2021/06/16 (Wed)


人生は思い通りにはならず、皆、悩み苦しみながら日々を過ごしています。

お釈迦さまは「この世は苦である」と説かれ、
その中に生老病死(しょうろうびょうし)が
あると教えられました。

生・・・苦に満ちたこの世に生まれてくることの苦しみ
老・・・老いることの苦しみ
病・・・病むことの苦しみ
死・・・死ぬことの苦しみ

苦の原因は、人間が持っている煩悩によります。
煩悩とは、執着、欲望など、自分の思い通りにしようとする心です。

煩悩は決してなくすことはできません。
だから苦もなくすことはできませんが、苦は乗り越えられるとお釈迦さまは説かれます。
あらゆる出来事を苦と受け取るかどうかは、私たちの心によって決まるからです。

老いを恐れ、若さに執着すると、老いが苦になりますが,
老いは自然現象で仕方がない、と考える人には苦と感じられません。

苦に向き合い、苦の原因を見つけ、受け入れることで、煩悩が離れ、執着も減り、
やがて、苦しみは離れていくのです。


2021/06/06 (Sun)
 

このたび、当墓地の永代供養塔(万霊塔)を補修しました。
昭和13年に建立されて以来、納骨される方はあまりいなかったのですが、
ここ数年、納骨される方が増えてきました。

それに伴って、水塔婆立てを増やし、花筒も2つから6つへ増やしました。
また、長年溜まった汚れも洗ってもらい、きれいな白い石の姿になりました。


     万霊塔の後ろ

墓石の後ろを見ると、当時、水害防止のため行った御室川の改修によって、
もともと堤外にあった墓地を当寺の墓地へ改葬し、この万霊塔を建立したことが
彫り記してあります。


2021/06/01 (Tue)



雨の日には
雨の日の生き方


晴れの日は晴れとともに
雨の日は雨とともに

楽しいときは
楽しみとともに

悲しいときは
悲しみとともに

出会った
ご縁を受け入れて
今日も生きていく


2021/05/31 (Mon)


ジューンベリーが実をつけました。
その名前は「6月になる果実」を意味しています。


今年はたくさん実がなりました。
そのまま食べると、少し酸味があり、種が多いです。
ジャムにも加工できるそうです。

春に白い花が咲いて、夏に実がなり、秋には黄色く紅葉し、
四季を通じて楽しむことができます。

 

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