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彩寺記

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2019/11/11 (Mon)


11月9日。本山永観堂禅林寺で降誕会(ごうたんえ)が厳修されました。
降誕会とは、我が宗派、西山禅林寺派の祖、西山上人(せいざんしょうにん)のお誕生を祝う法要です。

もみじが色づき始めた永観堂で、毎年行なわれる行事です。
大殿はたくさんの参詣者でいっぱいになります。

永観堂では11月6日から12月4日まで、寺宝展が開かれ、ライトアップもおこなわれています。

2019/11/03 (Sun)



うらをみせ おもてをみせて 散るもみじ
                      良寛


あざやかに
赤や黄になる
もみじにも

あざやかではない
うらの姿がある

おもても
うらも
同じもみじ

偽りのない姿で
散るもみじの美しさ
2019/10/25 (Fri)


先日、福井県のお寺さんからお十夜法要のお説教の依頼を頂き、久しぶりに福井県へ行かせてもらいました。

福井県は、私の祖父で当寺の先々代住職の生まれ故郷です。
小僧時代を福井のお寺で過ごし、昭和元年に当寺の住職に任命され、京都へやって来たのです。

先々代の出身地ということもあるのか、福井へ行くと、故郷へ帰ってきたような、どこか懐かしい感じがすることがあります。

会所のお寺さんでは、心温まる接待を受け、感謝の気持ちとともに福井を後にしました。


2019/10/21 (Mon)
 
     キンモクセイ             四季咲きキンモクセイ

キンモクセイの甘い香りが漂い始めました。
境内には、普通のキンモクセイと、四季咲きのキンモクセイがあります。
四季咲きのキンモクセイは、年中花をつけていますが、秋が一番花の数が多くなります。
やはり、この時期が花にとっていいのかもしれません。


2019/10/02 (Wed)



無くて もともと


今あるものは
いつか
この手から
離れていく

惜しくても
悲しくても
容赦なく

私たちは
何も持たずに
この世に生まれ

何も持たずに
お浄土へ往く

佛の慈悲に照らされて
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