ホーム > 彩寺記

彩寺記

[36]  [37]  [38]  [39]  [40]  [41]  [42]  [43]  [44]  [45]  [46
2019/06/30 (Sun)



縁(えにし)の糸が 紡(つむ)がれる


ご縁によって
この世に生まれ

ご縁によって
生かさせていただき

ご縁によって
寿命を迎え

仏縁によって
お浄土に往生する

無縁はない
有縁のこの世
2019/06/04 (Tue)
京都の西山に三鈷寺というお寺があります。さらに15分ほど山を上がっていくと、石の階段があらわれ、竹で囲われた三鈷寺北尾往生院(旧三鈷寺)跡が見えてきます。


   三鈷寺から京都市内を望む          北尾往生院跡

ここは浄土宗西山禅林寺派の派祖である、西山上人(せいざんしょうにん)が住まわれ、念佛の道場とされていたお寺の跡です。
毎年この時期に、京都府宗務支所が中心となって、青年会、寺庭婦人会、そして三鈷寺ご住職のご協力をえて、往生院跡の清掃活動をしています。
今年は、52名の参加者がありました。


    善峯寺山門                善峯寺の松

朝、善峯寺の駐車場に集合し、善峯寺の中を通らせていただいて三鈷寺へ。
三鈷寺にて西山上人の遺徳を偲び、法楽一会(読経)。その後、往生院跡へ出発。


       清掃前                清掃後

約3時間の清掃活動。
一年間積もった落ち葉や木々を取り除き、竹の囲いも新しくなり、すっかり綺麗になりました。
最後に法楽一会をし、下山しました。


      清掃後、法楽一会

2019/06/01 (Sat)



六月に入り、あじさいも大きくなり、次々と色づき始めました。
淡い色のあじさいたちは、梅雨の時期の楽しみの一つです。





2019/06/01 (Sat)
 


にぎりしめない


すべてのものは
移り変わり
とどまらない

にぎりしめ
手にしているものも
時が来れば
必ず離れていく

私たちに定められた
苦しみの一つ




2019/05/30 (Thu)


8月のお盆に向けて、5月頃から準備を始めます。
色々ある準備の中の一つが、檀家の皆様にお渡しする水塔婆を用意することです。

過去帳を見ながら、各家のご先祖さまの戒名を水塔婆に書いていきます。
8月になると、檀家さまが水塔婆を取りに来られます。

お渡しした水塔婆は、一度ご自宅へ持って帰られ、お盆の間、お仏壇にお供えされます。
そして、十六日のお施餓鬼に回向を申し込まれるので、再びお寺に水塔婆を預けられるのです。

水塔婆と向き合う時期が始まります。




<< 前のページ 次のページ >>
最新記事
(04/11)
(04/04)
(04/02)
(04/01)
(03/29)
カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
3 5
6 7 8 9 10 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
ブログ内検索
浄土宗西山禅林寺派 常林院     〒601-8317 京都府京都市南区吉祥院新田弐ノ段町2-1     TEL.075-691-9658