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彩寺記

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2017/06/02 (Fri)
  
   三鈷寺から京都市内を望む                          往生院跡

京都西山にある善峯寺をさらに上がったところに、三鈷寺(さんこじ)というお寺があります。さらに15分ほど登った静寂な山中に、三鈷寺の往生院跡があります。

この往生院は、我が宗派の派祖である西山上人が、師僧の法然上人が亡くなられたあと、34年間、お住まいになられ、このお寺を拠点にお念仏の教えを広められた、我が宗派にとってとても大切な場所です。

〝西山に住まわれている上人〟が、いつしか〝西山(せいざん)上人〟と呼ばれるようになりました。

毎年、西山上人の遺徳を偲び、宗派内の寺院寺族、さらにお檀家さんたちと共に、往生院跡を清掃する行事があります。
約50人の参加者とともに、積もった落ち葉を掃き、竹の囲いを新しくし、見る見るうちに綺麗になっていきました。
最後に西山上人を偲びながら、全員でお経を読み、清掃活動を終了しました。


  清掃後、往生院跡の前で


2017/05/02 (Tue)



揉まれねば この味は出ぬ 新茶かな


上手くいかず
叱られたことも

失敗して
後悔したことも

思い通りにならない
苦しみも

すべて心の糧となり
いつか芽が出て
花が咲く
2017/04/20 (Thu)


寺の境内では、ソメイヨシノ、枝垂れ桜が散り、今は八重桜が満開を迎えています。



2017/04/07 (Fri)


暖かい陽気でソメイヨシノが一斉に咲き出しました。



枝垂れ桜も続いて咲き始めましたが、毎年、カラスが巣作りのために、枝垂れ桜の枝を折っていくので、年々、枝が寂しくなってきています。



2017/04/03 (Mon)


咲くも無心 散るも無心
花は嘆かず 今を生きる
            坂村真民


咲く縁が集まって咲き
散る縁が集まって散る花

同じく
縁によって生まれ
縁によって命が終わる人間

しかし
無心になれない私





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