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彩寺記

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2015/12/04 (Fri)



紅葉も終わりを迎え、気がつけば師走。
境内の桜の葉もほとんど落葉し、冬支度を終えたようです。

当寺も新年を迎える準備をゆっくり始めています。

〝 煤(すす)はきて 心の煤は かえりみず 〟 松尾芭蕉の門人、越智越人の句。

大掃除とともに、仏壇の前に座り、今年積もった心の煤も綺麗にしたいものです。
2015/12/04 (Fri)



幸せに 気づく


当たり前は
当たり前ではなく

様々な
縁が集まった
有ることが難しいもの

そう
気がついたとき

見えなかった
縁の糸が
見えてくる
2015/11/01 (Sun)



足りないものは 数えない


足りないものを
数えれば
心は満たされず
苦しみが生まれる

今あるものを
数えれば
心は満たされ
安らぎが生まれる


2015/10/13 (Tue)


心地よい秋風に、金木犀の甘い香りが漂っています。
境内には、金木犀と四季咲きの白い金木犀があります。

四季咲きは一年の大半咲いていますが、やはり秋が一番多く花をつけています。


四季咲きの金木犀
2015/10/05 (Mon)



 
身施   ~無財の七施~
    

 昔、ウサギとカワウソと犬とサルたちは、
「困っている人がいたら助けてあげようね」
と話していました。
 ある時、1人の弱った旅の僧がやってきました。4匹は僧の為に食べ物を探しました。カワウソは魚を、犬は肉を、サルは果物を。しかし、ウサギは自分の食べ物さえなく困っている時でした。ウサギは旅の僧に言います。
「たきぎを集めて火をおこしてください」
 いわれるままに僧は火をおこしました。
 するとウサギは、
「私にはさしあげる食べ物は何もありません。どうか私を食べてください」
そういって真っ赤な火の中に飛びこびました。その時です、旅の僧は帝釈天の姿となりこう言いました。
「ウサギよ。おまえのそのやさしい心と行いが世界中に広まるよう、月におまえの姿をしるそう」と。
                             ~ジャータカ物語より~
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