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彩寺記

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2011/03/14 (Mon)
nehan

昨日は涅槃会(ねはんえ)でした。
涅槃会とは,お釈迦さまがお亡くなりになられた日に,
涅槃図を掲げてお釈迦さまを偲ぶ法要のことです。

涅槃図は,頭を北に,お顔を西に向けられたお釈迦さまの
お亡くなりになられた時の様子が描かれています。
お釈迦さまの周りには,嘆き悲しむ仏さま,お弟子たち,動物たちの
姿が見えます。


2011/03/01 (Tue)
tubaki

春彼岸 さとりの種を まく日かな


悩み多きこの世は此岸(しがん)。
悩みなき悟りの世界は彼岸(ひがん)。

 惜しみなく与え
 きまりを守り
 耐え忍び
 目標に向かって努力し
 心を安定させ
 物事の本質を見きわめる

お彼岸とは,
ご先祖供養とともに
此岸から彼岸へ渡るために,
六つの徳目を実践する
修行週間です。
2011/02/07 (Mon)
水仙

人の世に 四苦八苦あり

四苦八苦とは・・・。
生きていく苦。
老いていく苦。
病になる苦。
死の苦。

愛する人と別れる苦。
怨み憎む人と会う苦。
求めるものが手に入らない苦。
心身すべての苦。

この現実を、
あるがままに受け入れていくことが、
生きていくための智慧です。

2011/01/03 (Mon)
境内雪

花は無心に蝶を招き
蝶は無心に花を尋ぬ     良寛


花に蝶がとまっている

花と蝶には招こうという思いも,
尋ねようという思いもない。

そこには,
ただ縁があるのみ。

縁によって出会い。
縁によって別れる。

江戸時代の僧,良寛の歌。


2010/12/01 (Wed)
22庭 

煤(すす)はきて 心の煤は かえり見ず
        


松尾芭蕉門下の俳人、越智越人の句。

年の暮。
大掃除で家の隅々まで綺麗にしたが、
我が心の煤を払わないまま
新年を迎えた句。

気付かないうちに、
少しずつ積もる心の煤。
放っておくと、シミになります。

 


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