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彩寺記

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2024/04/28 (Sun)
 

4月21日から始まった「法然上人立教開宗850年慶讃法要」は
昨日無事に満座を迎えました。

法然上人が浄土宗を開いて850年。
50年に1度勤められる記念の慶讃法要は、
全国からたくさんの僧侶と檀信徒がお参りされました。

私も法要部として出仕し、また初日にはお説教の機会もいただき、
良い経験をすることができました。

すべての人々を救うために浄土宗を開かれた法然上人。
その教えは、脈々と各時代の弟子と檀信徒に受け継がれてきました。
これからも、日々、お念仏生活を送ることが、次の世代へ伝えていく
ことになると、今回の慶讃法要を通して改めて思いました。

詳しくは永観堂のホームページへ  検索「永観堂」

  
      法要前の大殿                 法要中の大殿

 
  角塔婆と法然上人像をさらし(途中から五色糸)で結ぶ          

  
    大殿へ入堂する大衆           法要後、退堂する大衆
2024/04/09 (Tue)


4月8日は、お釈迦さまが誕生された日です。
灌仏会(かんぶつえ)または、花まつりと呼び、
各地でお誕生を祝い、法要や催し物が開かれます。

当寺では、本堂前に花御堂を置き、お釈迦さまの誕生仏に
甘茶をかけて祝います。



甘茶をかけるのは、お釈迦さまが誕生されたとき、
龍が天空を飛び、甘露の雨を降らせた故事からです。

花まつりを迎えると、春の到来を実感します。

2024/03/23 (Sat)


今日で春の彼岸も終わります。

当寺では彼岸の中日に法要を勤めました。
当日は朝から雨が強く降ったりやんだり、荒れた天候でしたが、
たくさんの檀信徒の皆様にお参りいただき、本堂は満席でした。

法要の後の法話は、身近な法具である「数珠」について
数珠の種類、使い方のマナー、本来の目的など
プロジェクターを使って話をさせていただきました。

2024/03/18 (Mon)


お彼岸に入りました。
春分の日を中日(ちゅうにち)として、
前後三日間、あわせて七日間がお彼岸の期間です。

彼岸中は、お墓参りやお寺の彼岸会法要に参詣し、
ご先祖さまと向き合う良い機会です。
2024/03/12 (Tue)


先日、涅槃会(ねはんえ)を檀家の皆さまと勤めました。

涅槃会とは、お釈迦さまがご入滅された日(旧暦2月15日)に、
ご入滅された様子が描かれた涅槃図を掛け、そのご遺徳を偲ぶ法要です。

お釈迦さまの行事は一年間に三つあります。
お誕生されたことを祝う花まつり(4月8日)
さとりを開かれたことを記念する成道会(じょうどうえ)(12月8日)
そして、涅槃会です。
これらはお釈迦さまの三大法要と呼ばれています。

涅槃会の後、令和5年度の会計報告があり一年間のまとめがされました。
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