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彩寺記

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2021/11/14 (Sun)


当寺では、毎年11月14日に十夜会を勤めます。
十夜会とは、「十日十夜念仏会」の略で、十日間、昼夜を通してお勤めする念仏法要のことで、阿弥陀様に感謝をする法要です。

今から約550年前、伊勢守平貞経(いせのかみたいらのただつね)の弟、貞国(さだくに)が、現世に無常感じて、京都にある真如堂で三日三夜念仏修行を始めました。

三日目の明け方、髪を切り、出家して仏門に入ろうと決心し、まどろんでいると、
夢に僧の姿をした菩薩が現れ、出家をとどめ吉兆を告げて消えてしまいました。

すると、翌日、ある事件で兄の貞経が職を退き、貞国は三日後、夢のお告げの通り、家督を継ぎ、執権職となりました。

貞国はありがたく思い、三日三夜に続き、七日七夜の念仏法要を行い、合わせて十日十夜を勤めました。
これが、十夜の始まりと言われています。

主に浄土宗系のお寺でお勤めされていますが、一般寺院では、十日ではなく、一日で勤めることが多いようです。
2021/09/24 (Fri)


気持ちのいい秋晴れのもと、秋の彼岸会を勤めました。
今回も、コロナウィルス感染予防のため、法話は中止、
檀信徒の皆様には、お焼香だけしていただくという法要でした。

境内の墓地は、お墓参りにこられた檀家さまが供えられたお花で
華やかになりました。ご先祖さまも喜んでおられることと思います。


2021/09/07 (Tue)


秋の彼岸会を秋分の日に勤めます。
今回も、コロナウィルス感染予防の為、法話は中止。
法要の方も、お焼香のみしていただく予定です。

コロナ禍で落ち着かない日々が続いていますが、ご先祖さまに手を合わせて、
少しでも心静かになる時間をもっていただけたらと思います。
どうぞお参りください。

2021/08/17 (Tue)
 

昨晩、お盆最後の行事であるお施餓鬼法要を勤めました。
今年もコロナ感染予防のため、略式の内容で勤め、檀信徒の皆様には、
お焼香のみしていただきました。

そして、感染者数の増加を鑑みて、
今回は、組寺の役僧なしで、一人で勤めることにしました。


 

昨年同様、檀信徒の皆様には、一定間隔を開けて並んでいただき、
お焼香をしていただきました。

 

一年間飾っていた古い施餓鬼旗を納めていただき、
お焼香後、新しい施餓鬼旗を持ち帰っていただきました。



今年のお盆は、例年になく長雨が続き、雨具が手放せませんでした。
棚経では、雨のため時間通りに到着できず、
ご迷惑をおかけした檀家様もありましたが、

皆様あたたかく迎えてくださり、無事に終えることができました。

来年もよろしくお願いいたします。

 
 ナスにさした施餓鬼旗       あらめにさした施餓鬼旗
 

2021/07/09 (Fri)


来月はお盆です。
毎年、檀信徒の皆様に、お盆の行事案内のハガキを送っています。

ハガキには、棚経や墓回向の日時。そして、16日の施餓鬼会の案内を記しています。
施餓鬼会は、引き続きコロナ感染予防対策をしながら勤めますので、昨年同様、簡略した形で行う予定です。
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