ホーム > 彩寺記

彩寺記

[23]  [24]  [25]  [26]  [27]  [28]  [29]  [30]  [31]  [32]  [33
2021/06/20 (Sun)
 
     工事前の塀

先週から、墓地の塀の耐震工事が始まりました。
塀ができてから年数が経ち、かなり老朽化してきました。
寺の前の道路は、通勤道でもありますので、安全のためにも補修が必要となり、
総代会、町内会合を開き、皆様から了承を得て、工事をすることに決定いたしました。


 
    工事中(6月20日現在)

梅雨なので、天気によって工事の進み具合が変わってきますが、今月中には
完成する予定です。
しばらくご不便をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

また、工事費については、檀家様に積み立てて頂いています維持費より、支出させていただく予定をしております。どうぞ、よろしくお願いいたします。
2021/06/16 (Wed)
   

紫陽花の色が、日ごとに濃くなってきました。

梅雨明けまで、もうしばらく。


 

 

 

2021/06/16 (Wed)


人生は思い通りにはならず、皆、悩み苦しみながら日々を過ごしています。

お釈迦さまは「この世は苦である」と説かれ、
その中に生老病死(しょうろうびょうし)が
あると教えられました。

生・・・苦に満ちたこの世に生まれてくることの苦しみ
老・・・老いることの苦しみ
病・・・病むことの苦しみ
死・・・死ぬことの苦しみ

苦の原因は、人間が持っている煩悩によります。
煩悩とは、執着、欲望など、自分の思い通りにしようとする心です。

煩悩は決してなくすことはできません。
だから苦もなくすことはできませんが、苦は乗り越えられるとお釈迦さまは説かれます。
あらゆる出来事を苦と受け取るかどうかは、私たちの心によって決まるからです。

老いを恐れ、若さに執着すると、老いが苦になりますが,
老いは自然現象で仕方がない、と考える人には苦と感じられません。

苦に向き合い、苦の原因を見つけ、受け入れることで、煩悩が離れ、執着も減り、
やがて、苦しみは離れていくのです。


2021/06/06 (Sun)
 

このたび、当墓地の永代供養塔(万霊塔)を補修しました。
昭和13年に建立されて以来、納骨される方はあまりいなかったのですが、
ここ数年、納骨される方が増えてきました。

それに伴って、水塔婆立てを増やし、花筒も2つから6つへ増やしました。
また、長年溜まった汚れも洗ってもらい、きれいな白い石の姿になりました。


     万霊塔の後ろ

墓石の後ろを見ると、当時、水害防止のため行った御室川の改修によって、
もともと堤外にあった墓地を当寺の墓地へ改葬し、この万霊塔を建立したことが
彫り記してあります。


2021/06/01 (Tue)



雨の日には
雨の日の生き方


晴れの日は晴れとともに
雨の日は雨とともに

楽しいときは
楽しみとともに

悲しいときは
悲しみとともに

出会った
ご縁を受け入れて
今日も生きていく


<< 前のページ 次のページ >>
最新記事
(07/18)
(07/02)
(06/13)
(06/03)
(05/24)
カレンダー
07 2025/08 09
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
ブログ内検索
浄土宗西山禅林寺派 常林院     〒601-8317 京都府京都市南区吉祥院新田弐ノ段町2-1     TEL.075-691-9658