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彩寺記

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2011/12/16 (Fri)
落葉

佛の心は 親の心


共に喜び,
共に悲しみ。

何度間違っても,
見放さず。

静かに照らす
月の光のように,
そっと私を見守っている。

佛心と親心。
共に大きく
深い慈悲。
2011/11/07 (Mon)
momiji

煩悩具足(ぼんのうぐそく)


思い通りにならないと,
ついつい出てしまう
愚痴(ぐち)

人間に具わっている
煩悩の一つ。

愚痴を言った同じ口から,
「南無阿弥陀仏」と
お念仏を唱えさせてもらう,
もったいなさ,
ありがたさ,
うれしさ。


2011/10/19 (Wed)
egouro

青色青光 黄色黄光 赤色赤光 白色白光

極楽浄土の池には,
様々な色の蓮の花が咲く。

青の蓮は青く光り,
黄の蓮は黄色く光り,
赤の蓮は赤く光り,
白の蓮は白く光る。

青は青のまま,黄は黄のまま,
赤は赤のまま,白は白のまま,
美しく光っている。

そのままだから美しい。

2011/09/01 (Thu)
suirenn


みかえる心

なぜ,言ってしまったのか。
なぜ,言えなかったのか。

なぜ,してしまったのか。
なぜ,しなかったのか。

ふりかえると,
曲がりくねった自分の足跡と
後悔の山。

次の一歩を,
まっすぐ踏み出すために。

ふりかえる。

2011/08/01 (Mon)
ojizou

一重くんでは父のため
二重くんでは母のため
三重くんでは故郷の
            ~賽ノ河原地蔵和讃~



幼子は亡くなると
三途の川の下の方
賽ノ河原に集まって

こんなに早く逝ってしまい
悲しい思いをさせてごめんねと

河原の石を取り集め
一つ積んでは父を思い
二つ積んでは母を思い
三つ積んでは故郷を思う

お地蔵さんは
そんな子たちの親代わり
慰め励まし見守っている


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