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彩寺記

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2016/02/02 (Tue)


悲しみと 共に生きている

笑顔の奥に

見えない心の底に
消えることのない悲しみを
みんな持っている

悲しみと
共に生きていることは
今はいない大切な人と
共に生きていること

あなたが
悲しみを受け入れ

乗り越える日が来ることを
いつも願っている
仏さまも 大切な人も
2016/01/01 (Fri)

 

天下和順 日月清明(てんげわじゅん にちがつしょうみょう)

世界は平和で正しく
歳月は清く明らかで

天候は順調で
災害や疫病は起こらず

国は豊かで
人々は安らかで
兵器を用いることなく

良い行いを崇め
慈しみの心を持ち

真心をもって
思いやりに勤めよ
 
         ー無量寿経よりー
2015/12/04 (Fri)



幸せに 気づく


当たり前は
当たり前ではなく

様々な
縁が集まった
有ることが難しいもの

そう
気がついたとき

見えなかった
縁の糸が
見えてくる
2015/11/01 (Sun)



足りないものは 数えない


足りないものを
数えれば
心は満たされず
苦しみが生まれる

今あるものを
数えれば
心は満たされ
安らぎが生まれる


2015/10/05 (Mon)



 
身施   ~無財の七施~
    

 昔、ウサギとカワウソと犬とサルたちは、
「困っている人がいたら助けてあげようね」
と話していました。
 ある時、1人の弱った旅の僧がやってきました。4匹は僧の為に食べ物を探しました。カワウソは魚を、犬は肉を、サルは果物を。しかし、ウサギは自分の食べ物さえなく困っている時でした。ウサギは旅の僧に言います。
「たきぎを集めて火をおこしてください」
 いわれるままに僧は火をおこしました。
 するとウサギは、
「私にはさしあげる食べ物は何もありません。どうか私を食べてください」
そういって真っ赤な火の中に飛びこびました。その時です、旅の僧は帝釈天の姿となりこう言いました。
「ウサギよ。おまえのそのやさしい心と行いが世界中に広まるよう、月におまえの姿をしるそう」と。
                             ~ジャータカ物語より~
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