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彩寺記

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2013/03/15 (Fri)


ゆく河の流れは絶えずして
しかも もとの水にあらず 

                 鴨長明

この世は移りゆき
常に姿を変えていく

咲きほこる花が
風に散っていくように

形あるものは
いつかは滅し

命あるものは
浄土に帰る

人々の心に
面影を残しながら
    

2013/02/19 (Tue)


支えられて 生きている

天にそびえる
クスノキに
幹を支える
根っこあり

この世のすべての
命にも
無数につながる
ご縁あり

大事なものは
見えにくい

2013/01/11 (Fri)


自灯明(じとうみょう) 
法灯明(ほうとうみょう)     
               釋迦


夜道を照らす
月明かりのように

我が道を照らすのは
他人ではなく

私自身と
佛さま

自らを拠り所とし
佛法を拠り所とせよ


2012/12/10 (Mon)


念佛というは 佛を念ずるなり

お助けください,
と念仏を申すのではなく。

至らない私でも,
救おうとされる
阿弥陀さまの思いを知り,

あまりのうれしさに
おもわず口から
こぼれ出るのが,
西山のお念仏である。

2012/11/23 (Fri)


慈しむ心

誰かが悲しんでいる時,
自分も一緒に悲しむ。

自分が悲しんでいる時,
誰かが一緒に悲しんでくれる。

他人の悲しみを
我が悲しみとする。

心と心が一つになると,
大きな
慈悲の心となる。

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