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彩寺記

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2018/12/01 (Sat)



雪のうちに 仏の御名をとなふれば

つもれる罪ぞ やがて消えぬる
                  法然上人


音もなく静かに

降り積もる雪のように

何気なく作った罪が
知らず知らず
心に積もっていく

日の光が
ゆっくり雪を
とかすように

お念仏を称えると
積もった罪が
やがて消えてゆく
2018/11/04 (Sun)



このみちを ゆこうよ
               金子みすゞ


ひとりぽっちで
さみしくても

ちがう道を行く人に
不安になっても

信じたこの道を
歩いてゆこう

今は苦しくても
行く先に
明るい世界が
広がっている

2018/10/02 (Tue)



足るを知ると 心は豊か



比べて得た幸せは
長くは続かない

もっと幸せそうな
人に出会えば
すぐに不幸になる

比べ続ける人生に
心が満たされることはない

今あるものの
大切さに気づいたとき
心は満たされる
2018/09/06 (Thu)



どうにもならないことがある


努力しても報われず

願っても叶わず

祈っても届かず

何をしても
どうにもならない
ことがある

その悲しみを
心の奥に閉じ込めて
みんな黙って
生きている
2018/08/01 (Wed)



盆用意 母の遺せし ノート繰り

                 渡邉英子


お盆とは


お浄土にいる
大切な人たちが
再びこの世に
帰ってくるとき

遠い過去からの
命のつながりを
思うとき

そして
今、生きていることを
感謝するとき
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