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彩寺記

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2022/08/26 (Fri)


今年のお盆も無事に終わりました。

8月16日のお施餓鬼法要も、
昨年同様、コロナ感染対策の中、
時間を短縮して勤めました。

檀家の皆様が、少しでも安心してお参りできるように、
今年は、本堂にお上がりいただき一緒にお勤めされるか、
または、お焼香だけしてお帰りいただくか、
檀家さまのほうでご自由にお決めいただきました。

それぞれのお参りの仕方で、ご先祖様を供養し、
再びお浄土へお送りすることができました。

来年、どんな形で法要することができるのか分かりませんが、
丁寧に供養していきたいと思います。


       法要前の本堂




2022/08/05 (Fri)
今日はお盆の施餓鬼棚(せがきだな)を組み立てました。
施餓鬼棚は、お盆のお施餓鬼法要で使用します。
お施餓鬼は、「餓鬼に施す」と書くように、自分のご先祖さまだけではなく、
あらゆる精霊や餓鬼に施し、供養する法要なのです。

毎年、組み立てている施餓鬼棚ですが、
一年過ぎると忘れてしまっています。
部品と睨めっこし、ゆっくり思い出しながら組み立てます。

 
   枠組みを組み立てたところ

 
   周りの塔婆をさしていきます


       完成です


お施餓鬼法要当日は、下の写真のように飾りつけます。
法要は、施餓鬼棚に向かって読経、回向します。
当寺の施餓鬼法要は、16日に厳修します。

  




2022/08/01 (Mon)



両手を合わせて 拝み合う世界


しわとしわを
合わせれば
しわ合わせ(幸せ)

節と節を
合わせれば
節合わせ(不幸せ)

拝み合うことは
相手を敬う
幸せの原点 


2022/07/24 (Sun)


今は亡き人のために、私たちができることは「供養」です。
供養にもいくつか種類があります。

①物の供養
 お花を供える。飲み物や好きだった物を供える。

②法の供養
 お経を読む。お線香やロウソクを灯す。

③心の供養
 亡き人を思い出す。「こんな人だったよ」と伝える。
 亡き人のことを忘れない。

心の供養は目に見えませんが、「思い出す」「忘れない」ことは大切な供養です。


作家の下重暁子さんが著書の中で「思い出すということは、死者をよみがえらす作業」とおっしゃっています。
「私は亡くなった人のことを時々思い出し、話題にするようにしています。
その時、死者はよみがえり、生前の形を取って生き返るのです」と。

亡き人の思い出話をしているとき、その人の姿が目に浮かび、
話をしている人たちの心も満たされていくように感じます。

供養とは、供養される者だけのものではなく、供養される者と供養する者が、
共により良くなっていくものなのです。
2022/07/08 (Fri)


来月はお盆です。
コロナは未だ終息していませんが,
今年も,できる範囲で勤めていきます。

先日,檀信徒の皆様に,お盆の行事案内のハガキを発送しました。
お浄土から帰って来られるご先祖様を,皆様と共に,
丁寧にお迎えし,丁寧に供養していきたいと思います。
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