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彩寺記

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2021/12/09 (Thu)

      当寺の紅葉

京都の紅葉も、そろそろ終わりに近づいています。

紅葉の色は、その年の気象条件(縁)によって変わります。
良い条件(縁)によって、良い色に。
悪い条件(縁)によって、良くない色に。

人生と同じように、すべては縁によるのです。

当寺にある紅葉も見頃を過ぎ、
そろそろ散り出しています。



2021/12/01 (Wed)



大事なものは 見えにくい


天に伸びる
大樹を支える根

空高く
鳥を運ぶ風

生きていく
私を導く縁

大事なものは
見えにくい
2021/11/26 (Fri)
 

当寺の本山、永観堂の紅葉が見ごろを迎えています。
コロナ禍ですが、感染者の減少もあり、
訪れる人は増えています。

夕方、夜のライトアップのチケットを求めて
長い行列ができていました。



2021/11/14 (Sun)


当寺では、毎年11月14日に十夜会を勤めます。
十夜会とは、「十日十夜念仏会」の略で、十日間、昼夜を通してお勤めする念仏法要のことで、阿弥陀様に感謝をする法要です。

今から約550年前、伊勢守平貞経(いせのかみたいらのただつね)の弟、貞国(さだくに)が、現世に無常感じて、京都にある真如堂で三日三夜念仏修行を始めました。

三日目の明け方、髪を切り、出家して仏門に入ろうと決心し、まどろんでいると、
夢に僧の姿をした菩薩が現れ、出家をとどめ吉兆を告げて消えてしまいました。

すると、翌日、ある事件で兄の貞経が職を退き、貞国は三日後、夢のお告げの通り、家督を継ぎ、執権職となりました。

貞国はありがたく思い、三日三夜に続き、七日七夜の念仏法要を行い、合わせて十日十夜を勤めました。
これが、十夜の始まりと言われています。

主に浄土宗系のお寺でお勤めされていますが、一般寺院では、十日ではなく、一日で勤めることが多いようです。
2021/11/01 (Mon)



吾唯足知(われただたるをしる)


無いものばかり
数えると
心は貧しくなり
欲が生まれる

あるものだけを
数えると
心は豊かになり
感謝が生まれる
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