ホーム > 彩寺記

彩寺記

[10]  [11]  [12]  [13]  [14]  [15]  [16]  [17]  [18]  [19]  [20
2023/03/19 (Sun)


春のお彼岸の季節となりました。

お彼岸は春と秋の年二回あります。
春分(秋分)の日を中日として、その前後三日間をあわせた七日間を
「お彼岸」といいます。

お彼岸は、彼岸会法要やお墓参りでご先祖を供養するとともに、
迷い苦しみがあるこの世「此岸(しがん)」から
仏さまの世界「彼岸(ひがん)」へ渡ることができるように、
次の六つの徳目を実践する期間でもあるのです。

1.惜しみなく与える(布施 ふせ)
2.きまりを守る(持戒 じかい)
3.耐え忍ぶ(忍辱 にんにく)
4.常に努力する(精進 しょうじん)
5.心を安定させる(禅定 ぜんじょう)
6.真実を見る眼を持つ(智慧 ちえ)

この六つの徳目は、彼岸へ渡るためだけではなく、
この世を豊かに生きるために必要な徳目のようにも思えます。
2023/03/13 (Mon)


昨日は、涅槃会(ねはんえ)を勤めました。
本堂には、お釈迦さまのご入滅時を描いた涅槃図を掛け、
お釈迦さまの威徳を偲び、町内檀家の皆様とお勤めしました。

法要後、令和4年度の会計報告があり、
一年のまとめをしました。

 
2023/03/06 (Mon)


春の彼岸会の季節となりました。
当寺の法要は3月21日の春分の日に勤めます。
法要30分、法話30分の短い時間ですが、
皆様とともにお勤めしたいと思います。
よろしくお願いいたします。


2023/03/01 (Wed)



生者必滅 会者定離(しょうじゃひつめつ えしゃじょうり)


命ある者は
いつか
必ず滅し

出会った者は
必ず別れる
定めにある

この苦しみは
すべてのものに
平等に与えられた
悲しい苦しみ
2023/02/21 (Tue)


冬なくば 春なきに

桜が開花するためには「冬の寒さ」と「春の暖かさ」が必要です。
夏につくられた花芽は、秋から冬にかけて休眠状態になります。
その休眠状態を目覚めさせるために、冬の厳しい寒さが必要なのです。
冬がなければ、桜は開花しないのです。

人生も、時には冬の厳しい寒さのように、辛い出来事に遭うことがあります。
それでも、楽しいばかりの人生がないように、辛いばかりの人生もありません。
冬のあとには、必ず春はやって来ます。


<< 前のページ 次のページ >>
最新記事
(07/18)
(07/02)
(06/13)
(06/03)
(05/24)
カレンダー
07 2025/08 09
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
ブログ内検索
浄土宗西山禅林寺派 常林院     〒601-8317 京都府京都市南区吉祥院新田弐ノ段町2-1     TEL.075-691-9658